クライアントさんの特徴

  • Hさん(50代男性/会社経営)
  • 2017年2月来院
  • 主症状:腰痛、足のしびれ

 

これまでの体の状態と治療

5〜6年前から軽い腰痛があり、1ヶ月前に足のしびれが出るまで悪化。

病院でMRI 検査をしたところ、「椎間板ヘルニア」と診断。

特にふくらはぎの痛み・しびれが強く、座って仕事に集中できない状態が続いていたそうです。

足に力が入りにくく、階段の昇り降りで踏ん張りにくい感覚もありました。

麻酔科でブロック注射を打ち、初回は効果があったものの、その後数回打っても効かなくなってきたそうです。

鎮痛剤は「リリカ」を飲まれていましたが、これも効果が出なくなっていました。

 

施術の経過

1回目

しびれが出ている左足だけでなく、内臓・背中・肩のハリも強く、全身が緊張している状態でした。

また、ふくらはぎのむくみもきつく、血行が悪くなってることも気になりました。

足 → 内臓 → 肩・首 と、下半身から上半身に向け全体の緊張を取り除く調整を行ないました。

 

2回目

前回の施術後、「いてもたってもいられない痛み」というのはなくなったとのことです。

椅子にも長く座れるようになっていました。

痛み・しびれを感じる部位も、すねからお尻・太もものあたりに変化してきており、

引き続き、足 → 内臓 → 肩・首 と、体の緊張を取り除く調整を行ないました。

 

3回目

前回の施術ご2日間は楽に状態が続いていましたが、日数が空いてふくらはぎの痛みが戻ってきた、とのことでした。

今回は体の緊張を取り除く調整とともに、骨盤・背骨も整え、快復力が高まるよう調整していきました。

 

4回目

3回目の施術のあとから、痛み止め(リリカ)を飲まなくても生活できるようになってきました。

本人的にも「楽になってる実感がある」と話されていました。

足のシビレは、座る時や階段を昇った後などに感じるとのことでした。

この日は施術後に、からだの歪みを戻さないよう座り方や歩き方の指導も行ないました。

 

5回目

しびれは足先だけに感じる程度になっていました。

この日も全体のバランスを整える施術を行なっていきました。

 

6回目

足先のしびれは少し残るものの、足に力が入るようになり、安心して階段も昇り降りできるまで快復されました。

良好な状態を維持するための調整を行ない、内臓のマッサージや腰のセルフケアをお伝えしました。

 

考察

実は最新の腰痛研究で、椎間板ヘルニアと腰痛・足のしびれの因果関係は疑問視されています。

実際、ヘルニアがあるのに腰痛がない人が存在するからです。それも、少なくない数です。

GOOGLEで「ヘルニア 腰痛 誤診」と検索すると、いろいろ情報が出てきます。

 

今回のHさんも、痛みの原因は椎間板ヘルニアと言うより、体のゆがみや、無駄な緊張にありました。それらを取り除くことで、調子も良くなっていきました。

 

ヘルニア持ちで、病院で治療を続けているのに慢性的な痛み・しびれが良くならない方は、他の療法を試してみられることをおすすめします。