10年前から腰痛が出て、5年前に椎間板ヘルニアを発症。
坐骨神経痛も引き起こし「一生なおらないのでは?」と悩まれていた30代男性の症例を紹介しています。
クライアントさん情報
- Nさん(30代男性・カメラマン)
- 2017年8月来院
主な症状
- 寝起きの腰の痛みに悩まされてる
- 子どもと遊んでから、さらに
痛みがきつくなった - 痛みのせいで足を伸ばしてすわることができない
施術経過
1回目
初回、体を後ろに反らす際、特に強い痛みがありました。
また体の左側(膝・腰・首・肩)の筋肉が硬く、体のバランスが崩れてるようでした。
まずはここが痛みの原因のひとつと判断し、施術でゆるめていくことにしました。
施術後には痛みも軽減。簡単なセルフケアと、腰が楽な座り方をアドバイスさせていただき終了
2回目(4日後)
前回の施術後、小康状態が続いたそうですが、前日に仕事で重い機材を持ち上げた際に再び痛みが出てしまったとのこと。
体の緊張が強くなってしまっていたので、施術で取り除いていきました。
また施術中に、「腰が楽な姿勢」と「腰に負担のかかる姿勢」との違いを体感していただくと、普段は無意識に「腰に負担のかかる姿勢」で過ごしていたことに気づかれたそうです。
できるだけ楽な姿勢を意識していただくようお伝えし、2回目を終了しました。
3回目(3日後)
腰の調子は良くなってきたそうで、その分、背中の方に痛みが移動していました。
これも施術でしっかり取り除き、最後は歩き方を整えるワークを行いました。
4回目(7日後)
今回少し期間を伸ばして様子を見てみました。施術の前日までは調子良くすごせていたそうですが、当日寝起きに少し痛みが戻っていたとのこと。
でも、ここまで良くなっていれば、体がゆるむのも早いです。この日は1分ほどで腰の施術は終了。残りの時間で、体全体のコリや疲れを取る施術を行い、良い状態が定着するよう整えていきました。
5回目以降
1週間後に5回目の施術をさせていただき、その後2週間、3週間・・・と施術間隔を伸ばしていきました。
7回目の施術後はすっかり元気な体を取り戻され、
「何をやっても、どこに行っても残り続けた痛みから解放されてありたかったです」
と、喜んでいただくことができ何よりでした。
施術を終えて…
10年間と長い間腰痛に悩まされていたNさん。これだけ長いと、「なおらないのでは?」と思われる方が多いです。特にヘルニアをお持ちの方はその傾向が強いように感じます。
ヘルニアは「骨が神経を圧迫して痛む」と認識されており、手術をすすめられることも多いです。しかし腰周りの筋肉をゆるめてあげれば手術をせずとも良くなる症状。これはぜひ、知っておいていただきたいと思います。
当整体院・院長の遠藤も、腰痛がひどかった頃は病院で「良くなるには手術しかない」と診断されていましたが、手術せず、今はしっかり良くなっています。フルマラソンだって走れるようになりました。
だからぜひ、良くなることをあきらめないでいただきたいと思います。