「重いものを持つのがツライ…」
ヘルニア腰痛の方が多く抱える悩みですね。
今回はそんな痛みを抱えるクライアントさんの改善事例を紹介したいと思います。
クライアントさんの特徴
- Aさん(30代男性/製パン店勤務)
- 2016年8月来院
- 主症状:椎間板ヘルニア(2011年頃診断)
来院前の状態
5年ほど前に椎間板ヘルニアを発症したAさん。
製パン店勤務で重いものを持つ事が日常的で、腰の負担はもともと大きかったようです。
来院の1週間ほど前に突然痛みが再発し、ものを持つ動作のほかにも、立つ・座る際にも腰痛が出ていました。
寝起きの腰痛もひどくなり、来院3日前からは少し体を動かすだけでも痛むほどに悪化していました。
そんなおり、職場の近くで治療院を探されていた際、
「自分の症状に合うかもしれない…」
とネットで見つけられて快晴整体院に来院されました。
施術の経過
1回目
最初に見て気になった点は、体重を右足にかけてしまうクセ。
その影響で上半身は右側に傾いており姿勢が歪んでいました。
また、肝臓と胃が疲れており、内臓の不調からも腰に負担をかけていたのです。
(内臓と腰の筋肉・骨はつながっているので、互いに影響を及ぼし合います。)
初回は腰痛の原因となる姿勢の調整、そして肝臓と胃をゆるめる施術を行ないました。
施術後、腰の痛みは半分まで減ってきていたので、自宅での腰痛体操および快復を早める眠り方をお伝えし初回の施術を終えました。
2回目(7日後)
姿勢は改善されてきていたので、肝臓と胃の調整、およびからだ全体の歪みを取り除く調整を行なっていきました。
また、全体的に良くなっている中、
「座る時の痛みだけが気になる」
とのことでしたので、正しい座り方もアドバイス。
施術後Aさんいわく、
「痛みは初回の8割まで快復してきています」
とのことでした。
3回目(3日後)、4回目(7日後)
この後、体の状態を安定させるため2回ほど調整させていただきました。
その中で予防のために「立ち方」の調整を行ないました。
また、お仕事がら従業員の指導でストレスが溜まるとのことでしたので、
ストレスを緩和するタッピングという手法もお伝えさせていただきました。
今ではすっかり元気な体を取り戻され、以前のように忙しくお仕事をされいます。
振り返って思うこと
「内臓を調整し椎間板への負担を低減させれば、椎間板ヘルニアからの快復は早まる」
これは、今まで僕がクライアントさんを見てきて実感したことです。
今回のAさんも椎間板ヘルニア持ちでしたが、内臓を調整することで腰痛は早期に改善されていきました。
世間ではまだまだ、
椎間板ヘルニア = 重病、難病
のように思われていますが、良くなる道はきっとどんな方にもあるはずです。
あきらめかけている方の希望になれるよう、快晴整体院はこれからも努力を続けます。