このページでは、「腰椎分離症」で悩まれてた方(10代男性)の事例を紹介しています。

クライアントさんの特徴

  • S君 中学3年生男子(14歳) サッカー部所属
  • 2016年 8月来院
  • 主訴:腰痛(腰椎分離症)
  • 主訴以外に気になる症状:肩こり、頭痛

 

痛み分布図

 

来院前の状態

来院の5ヶ月ほど前から腰痛は感じていたそうで、徐々に痛みが強まり病院を受診。診断は「腰椎分離症」。

当院に来られる2週間前ほど前から、サッカーをして10分くらいすると痛みでプレーもままならない状況が続いていました。

特にボールを蹴る際、軸足を踏み込む時に腰への負担が強いとのこと。

他には、朝起き上がる時にも腰痛がある。

しかし、自転車に乗ったり、体育で水泳をする分には痛みが出る事もなかったので、原因は分離症による骨の痛みよりも、体の歪みによる筋肉や神経によるものが大きいと考えられました。

 

クライアントさんの希望

9月に中学生活最後の大会があるので、なんとかそれに間に合わせたいとの希望でした。

練習にも身が入らない状態だったので、まずは練習再開を目標に進めて行くことにしました。

 

施術の経過

初回、体を見ていくと、右ふくらはぎの硬さが気になりました。本人も右足がよく突っ張る自覚があったそうで、原因のひとつはここだろうと推測。

また、胃のあたりも凝り固まっていており、腰に負担をかけていました。

初回の施術後、腰の状態は良くなったものの、踏み込む時の痛みはまだ残っており、3日後に2回目の施術。

体を調整し、踏み込む動作を何度か試してもらい、痛みの改善を確認しながら進めていきました。その日は施術後に練習があったそうですが、ほぼ普段通り動けるまで快復。

練習の翌日の試合は、痛みは感じていたものの、出場する事ができたそうです。

1週間後、3回目の施術。踏み込む時に少しだけ腰が痛む程度で、かなり快復してきていました。この日は腰を含め、からだ全体の調整を行ないました。

その後、2周間連続での試合にも無事出場。なんとか中学生活最後の試合に間に合いました。

 

振り返って感じる事

サッカー選手ならありがちな症状ですが、この中学生の場合も、右足で強く踏み込む癖が、腰に負担をかけていました。

それに加え、気になったのは「胃」の緊張です。胃はストレス過多になるとコリ固まることが多いのです。

話しを聞いていると、大変性格も優しい男の子で、チームメイトからの期待がプレッシャーになってるようでした。

それに加え、僕が気になったのは親御さんからのプレッシャー。

もちろん、ご子息の試合結果は良いに越した事はありませんが、「負けたら怒られる…」というような不安が、S君の中にあったように感じます。「優しく受け止めてあげてください」という話しを、お母さんにも少しさせていただいたので、それも功を奏したのかもしれません。

何にせよ、体と心は繋がっており、どちらも「健康」を追い求めることが大切と感じた出来事でした。